ベトナム ハノイ滞在記 その8:ベトナムの希少・珍味シリーズ
ベトナムの希少・珍味シリーズ
希少・珍味シリーズ第一段として、ドンタオ鶏をご紹介します。
ドンタオ鶏はベトナムのハノイ近郊、特にフンイエン省を原産とする非常に希少性が高く特徴的な鶏です。
最も特徴的なのが太くて大きな足です。その見た目から「ドラゴンチキン」とも呼ばれるくらい恐竜のような足をしています。
また飼育も難しく、ベトナムでは高級食材として珍重されており、かつては王室や官僚に献上される貴重な鶏でした。
現在では余程の重要なお祝いや、裕福な家庭でのお正月料理に振る舞われるくらいしかお目にかかれません。
気になるお値段は、足の太さ、体重、純血度、購入時期により異なります。
1羽、約1万円〜10万円、時には20万30万円の値が付く場合もあります。
過去に一度、ベトナムのお正月に家族から頼まれて購入したことがあります(約2万円)。
もちろん調理されたドンタオ鶏を食べたことも見たこともない家族や親戚たち、初めて見て足の太さに手をつける人が減り、食した人もあまりの硬さに箸が止まっておりました。
それ以来、ドンタオ鶏を求められることも食卓に並ぶこともありません。
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ベトナム在住スタッフの現地紹介コラム
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