挨拶

理事長
中村 俊輔

当協会は監理団体としての認識を新たに深め、関係諸法令を遵守し、多層的な取り組みを地道に継続していきます。それがアジア諸国との相互理解を深め、持続可能な友好関係と絆の基になると信じております。
当初は民間外交の柱として、中国の優秀な青年を日本の一流企業・団体で受入れ、一年間の研修後、帰国させる事にありました。研修を受けた青年の数は約600数十名になります。その後、彼らが中国の近代化に於いて、中心的役割を果たしたと自負しております。

現在は継続事業としていた研修事業はベトナムを主とし、1993年(平成5年)に創設された外国人技能実習制度(開発途上国の経済や産業の発展を担う人材に我国の技能、技術、知識を学んでもらい、帰国後、これらを活かして活躍してもらう「人づくり」に協力することを目的とし、制度として国際貢献に重要な役割を果たしています)に引き継がれました。幅広い関係行政機関等の法令を遵守して円滑な事業運営に向け、役職員が一丸となって全力で各事業に取り組み、専心努力いたす所存で御座います。
今後共一層のご支援を賜ります様にお願い申し上げます。

専務理事
竹田 勇孝

外国人技能実習制度は、我が国で培われた技能等を開発途上地域へ移転を図り、当該開発途上地域の経済発展を担う「人づくり」に寄与するという、国際協力の推進を目的に1993年に制度化されました。2017年11月には技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護を図るため技能実習法が施行され監理団体の許可制、実習実施企業(実習を実施する企業様)の届出制が確立し、平成30年度末には30万人を超える人数に達しておます。
当協会においては、技能実習状況の監査等の高い能力を満たす優良な監理団体として一般監理事業の許可を取得いたしました。優良監理団体として実習生受け入れ人数拡大や3号実習生受け入れ(5年間)が可能となっております。

また、「実習生が主役」のポリシーの元、当協会は勿論、実習実施企業のコンプライアンス遵守を最も大切に考え、実習生が無事に実習期間を満了し母国に帰国し、更には母国にて活躍できるよう役職員一丸となってサポートしております。

今度とも、技能実習制度の発展と実習生の幸せの為、鋭意努力してまいりますのでご支援くださいますようにお願い申し上げます。

専務理事
竹田 勇孝
常務理事
秋山 香緒里

2017年11月から2019年1月までベトナムハノイにあります日本語学校HT HANOI JVCにて日本語講師を務め、現在は主に入国している外国人技能実習生の巡回・監査を担当しております。

送出し国で日本語を勉強し入国を待っている実習生たちは、夢と希望で一杯です。日本の技術を身につけたい、富士山に登りたい、桜を見たい等早く日本に入国し、受入企業様で働くのを楽しみにしています。そんな思いを胸に入国した実習生たちは、日本語に苦戦しながらもとても充実した顔を見せてくれます。そのキラキラした顔を見た瞬間、この仕事をしていて良かった、心の底からそう感じます。

外国人技能実習制度は人材不足という理由だけでなく、会社の活性化、国際化を目指す企業様には間違いなくプラスになる制度だと思います。小さな勇気が大きな結果をうみます。ぜひ当協会から、外国人技能実習生を受け入れてみませんか。その一声を、お待ちしております。今後共、当協会を宜しくお願い致します。