ベトナム ハノイ滞在記 その9:ベトナムのお正月
ベトナムのお正月(旧正月 TET)
ベトナムの正月(テト TET)は旧暦の1月1日にあたります。
今年は1月29日が元旦でした。
ベトナムで1年を通して最も重要な祝祭で、最も長い休暇期間となります。
旧暦の12月23日 オンタオ(竈の神様)を供養する日あたりから毎年10日間前後のお正月休みが始まります。
オンタオとは家の事情をよく知っている台所の神様で、1年の善悪を報告して、その年を締めくくる風習になっています。
お正月休みになると一家団欒を目的に各地から親族、家族が帰郷したり訪問したりと最も人が移動をします。
大掃除、正月料理、お年玉の準備、食器や生活品の新調など準備をして新年を迎えます。
正月料理ではバインチュンと言われるベトナムちまきを作り食します。
日本の風習同様にお年玉をあげます。お年玉は祖父母、叔父、叔母、親戚の子供、自分の子供、近所の子供、知人の子供、近所でお世話になっている人など、配る範囲がとても広いです(いくら使ったかわからなくなる)。
日本でいう大晦日の夜から新年が明ける深夜0時前後に一斉に各地で打ち上げ花火が上がります。基本は自治体が上げているのですが、最近ではお金持ちが私財で打ち上げ花火を上げたりして360°見渡す限り花火が上がっています。(日本では見れない光景)
最初は爆発音が至る所から聞こえ、外を見ないでいると戦争が始まったのかと思うくらいです。
※Vietnam.netより
毎年ながら、休暇中は親戚、近所の方たちと昼間から酒(ベトナム焼酎)を呑みまくり、自分が誰の家で寝てるのかわからない状態を日々過ごしました。
今年一年、ベトナム小噺も頑張って公開していきます。
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ベトナム在住スタッフの現地紹介コラム
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